単位制・通信制の意味と意義
- 1年ごとに学ぶ科目を選び、その単位を積み重ねていく制度です。 多くの学校では当該学年で履修(授業を受けること)した科目のうち、一科目でも修得(学校から単位を認められること)出来ないと進級できません。
しかし単位制の本校では、その学年で単位を修得出来なくとも、次の学年で履修出来るのなら進級できる可能性が十分あります。
高等学校を卒業する為には、必修科目(高校在学中に必ず修得しなければならない科目)を含めて合計74単位以上を修得する必要があります。
他の高校からの転入学・編入学の場合でも、前に所属していた学校で修得した単位は引き継がれ加算されます。
- 登校し受けるスクーリング(授業)と自宅で行うレポート(自習)で単位の修得を目指す制度です。 レポートを自宅で仕上げる事によって全日制高校より大幅に登校日数と参加するべき授業日数が軽減されています。
全日制高校は進級・卒業の条件として欠席日数が重視されますが通信制高校では授業への出席回数とレポートの提出状況が重視されます。
授業概要
- どの科目も教科書に沿った内容です。自宅や放課後に学校で仕上げて提出されたレポートは、直接または郵送で学校に提出。なお、提出されたレポートは、後日添削され自宅に返信されます。
- 学校での通常授業の形式で行われます。各科目ごとに定められた必要時間を満たすように出席すれば一般コース・特別コースともに毎回学校に登校する必要はありませんが、学力向上のために積極的に登校する生徒もたくさんいます。
- 本校では前期試験(9月)と後期試験(1月~)の二回実施されます。内容はどの科目もレポートで一度行ったものを基本に出題されます。
- 高校に3年間以上の在籍
- 卒業までに74単位以上取得する(必履修科目を含む)
- 卒業までに特別活動を30単位時間以上参加
- スクーリングは規定回数以上出席
- レポートは規定回数提出し合格する
卒業条件
上記の1~5が全てできて『高校卒業資格』を取得できます。
また、転入学・編入学は中学校の卒業資格があればいつでも可能です。年齢制限もありません。